地質名所

抱川アウラジ枕溶岩

丸くて奥歯のような抱川アウラジ枕溶岩(天然記念物第542号)

キョンギド ポチョンシ チャンスミョン シンフンリ 山 209-1

地図表示

アウラジは二通り以上の水路が一堂に集まる入り口意味いみで玄武岩の形がまるで丸い枕の形のようだとして付けられた名前だ。
抱川アウラジ枕溶岩は漢灘江と永平川が合流する川の入り口で位置した地質名所であり,高温の溶岩が流れて冷水(永平川)に出会って急速に冷めて固まった岩石だ。このような枕溶岩は,陸地で発見される場合が珍しく,ほとんど水が豊富な海の中で形成される。

枕溶岩の断面を見ると,同心円状の構造と放射状の節理が発達し,まるで奥歯のような形をしているのが見える。 直径50~100cmの円形ないし楕円形で現れ、表面は急激に冷え込み、1~2cm厚さの玻璃質で構成されている(ウォン・ジョンガンほか、2010)。

地図表示