直湯布は漢灘江本流に位置した滝に偏平な玄武岩の上に形成され,韓国の他の滝とは違って川面に沿って広く広がっている。 直湯瀑布は溶岩が十重二十重に冷めて固まった玄武岩の上に長い間水が流れ、風化と浸蝕作用を受ける過程で、玄武岩の柱状節理に沿って離れていくことで、階段状の滝が形成されたように高さは約3mに過ぎないが、幅は約80余りmに達する。
直湯瀑布を成している岩石は新生代第4基に作られた玄武岩の形成時期は54万年前から12万年前の間と推定されている。
この岩石は,ソウルと元山(ウォンサン)をつなぐ追加令構造曲の下部にある軟弱な地点に沿ってそびえた溶岩が流れ落ちて固まったもので,鉄原溶岩大地を構成している玄武岩の一部分だ。
直湯滝や滝の周辺に露出された玄武岩では,六角形や多角形模様の構造が目立って観察される。 これは玄武岩に特徴的に発達する柱状節理だ。 玄武岩質の溶岩は,冷却過程で収縮作用を起こし,その表面が六角形および多角形に割れ,冷却過程が続き,表面の隙間は地面まで延びるようになる。
これによって一つ一つの柱の形をした岩が無数に立っているような形をした断面を持つようになるのである。 "柱状節理"という言葉はこのために付けられたもので,柱状節理が発達した所には浸食作用が起こり,一つ一つの柱が崩れ落ちて垂直絶壁を成すようになる。一方,直湯滝の周辺を見ると,複数の溶岩層(玄武岩層)が幾重にも積み重なっていることが観察できる。 この溶岩層は,追加令構造曲で繰り返し噴出した溶岩が漢灘江(ハンタンガン)を埋めながら流れ落ち,積み重なのだ。 直湯瀑布の溶岩層は大きく二つの単位に区分されて、その証拠で溶岩単位の境界から溶岩の表面でよく作られる多孔質構造を観察することができる。
鉄原溶岩大地の内部には,低い独立丘陵がいくつか存在する。
これは溶岩が地表を埋め,平坦な鉄原溶岩大地を形成する際,従来の山地が溶岩に完全に埋没せず,溶岩大地上にまるで島のように突出したまま残されたものだ。
このような地形をステップト(steptoe)と呼ぶ。 鉄原溶岩台地内に位置したステップトドゥルは立地的利点が多く、軍事的に非常に重要ので6.25戦争当時激戦が繰り広げられた場所でもある。 その中でも代表的なものがアイスクリーム浩二(219m)だ。 アイスクリーム高地(鉄原郡東送邑して里)は6.25戦争当時、爆撃を受け、山がアイスクリームけるように流れたして付けられた名前だ。