臨津江の柱状節理は,臨津江と漢灘江が合流する合水頭(都監浦)から臨津江の北側まで広がる美しい垂直に立てられた柱状節理が数キロメートルにわたって発達している国内でも唯一の場所だ。
北朝鮮平康郡鴨山と680mの高地から噴出した溶岩が昔の漢灘江の低い大地を埋め、鐵原・抱川・漣川(ヨンチョン)一帯に広い溶岩台地を形成し、臨津江(イムジンガン)に会って、臨津江(イムジンガン)上流の方に逆流し、玄武岩層を作った。 火山活動が終わった後,熔岩大地が川に侵食されると,川に沿って幾何学的な形をした玄武岩柱状節理が作られた。
節理は,岩石の表面発達する狭い隙間(あるいは金)で侵食を受けることになると,この隙間が開きって岩石が割れる。 柱状節理は長い筒形状の節理を指す言葉で,大抵玄武岩で最もよく発達しているという。 玄武岩は,溶岩が固まった時に発生する収縮作用により,中心点に沿って四角または六角形の形で垂直の切離しって発達するが,侵食を受けると六角形の石柱が崩れ,美しい柱状節理の絶壁が作られる。 秋になると,柱状節理の絶壁が蔦と石丹楓に染まり,夕陽色に一層赤く映って"赤壁"とも呼ぶ。
臨津江の柱状節理は,秋になると数多くの観光客が訪れる漣川の代表的な地質名所に該当する。また、こちらはDMZトレッキングの平和2コース(臨津赤壁道)が通る区間で臨津江川辺を組んで歩いる景観が優れて、コスモスが真っ最中の季節には、丹楓とコスモスの名品景色を鑑賞することができる。 かつては開城の有名な景色8カ所を指す"松都八景"に属する長湍石壁と呼ばれ,その景色は全国的に有名だったという。
一方,臨津江の柱状節理は漢灘江や遮炭川の柱状節理とは異なり,上部層(unitC)がなく,今も植生によって柱状節理が崩壊する過程が見られます。